エモいってどういうことやねん。
みなさんこんにちは。
最近、澤野弘之という作曲家の方にはまっているふるふるです。
「進撃の巨人」や「医龍」のBGMを作っていらっしゃる方なのですが、ドラマやアニメの曲だからといって侮るなかれや。作品にとってメインではなくとも音楽があることによって感情が揺さぶられることもあると痛感させらる曲ばかりです。
澤野さんの曲をBGMにしているだけで自分が主人公になった気持ちで仕事や課題に取りかかることができるのでオススメです…
急な話ではありますが、みなさん「エモい」とか「マジ卍」とかって言葉はご存知でしょうか?
10代、20代の方であれば実際に使ったり、聞かれたことはあるかと思うのですが、それ以上の年代になると初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないかと思います。
実際、僕もエモいという言い回しは普段よく使うのですが意味はよくわかっていません。
なんとなく「好き」とか「熱中している」みたいな感覚では捉えているのですが、そういった感情を表す広い表現として使っているイメージです。
こういう新しい言葉を聞いたり、使ったりするたびにこれって語彙力の低下とかまた言われるのかなあと思ったりもするのですがじゃあそもそも語彙力ってなんなんだよって考えると、単なる知識の総量の話では少し違和感があります。
語彙力が高いということは、知識として言葉をたくさんしっているという意味だけではなく、自分や他人の感情や考えを、微妙な意味の違いを持つ数多くの言葉の中から定義することができるかどうかというところまで含めているように思うのです。
「言葉」は概念を捉えるツールということをどなたかがおっしゃっていましたが、
自分の感情(誰かに対して怒りを覚えたり、好意を感じたりすること)を捉えることも言葉の力であると思います。
感情やアイデアという繊細でとらえどころのない、ともすればふわふわと浮かんで消えてしまうような自分の中にあるものの形を決めて固めてしまう。
これが言葉の持つ役割の1つです。
これをいかにうまく使って仕事を進めていくかという話も別でありますが、それは置いておいて。
「愛している」という言葉1つとっても、親愛、友愛、恋愛、博愛…ということ言葉がいくつもあるように感情は細分化していけばいくほど自分の本当に感じている気持ちに近づきます。
この捉える言葉の総量と、適切な形に固定化する能力が高いということが語彙力が高いというような気がします。
人の気持ちを考える、という小学生の標語みたいなことですが、ここをうまく捉えていくことができれば相手との信頼関係を築くことや、先ほど述べたアイデアを形にするという仕事には必要になってくるんじゃないかなあと。
「エモい」とか「マジ卍」という言葉、ちゃんと理解しようマジ卍
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言葉によって、ふわふわと浮かんでは消えていくような感情やアイデアが固まっていく。
— ふるえ (@furuedes) 2017年11月27日
誰かに対する気持ちとか、自分の感情ってその時知っている言葉でしか表せない。
語彙力がある人というのは、知識だけじゃなく、形のない自分の中や人の心にあるものを適切な言葉で言い表せる人だなと思う。
語彙力を高めるためには、本を読むことが有効だと思う。
— ふるえ (@furuedes) 2017年11月27日
悲しい時にどういう表現をするのか、どんなことを考えて恋をしたのか。
作者が登場人物の心理描写をする時の表現は、自分の気持ちを掴むためのヒントになる。
本を読むことは、深く他人の心理と向き合うことと同じような気がするな。