furufur’s blog

日々の書き溜め。所属している団体、組織には一切関係ないよ。

逃げるは恥だが、悪かない。

逃げるは恥だが役に立つ

みなさんはご覧になっていますか?

 

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ガッキーは本当にかわいいし、本当にかわいいから見たい(星野源の『恋』もめっちゃ好きです)のですが、帰るのが間に合わなかったり寝てたりでまだ1回もちゃんと見ていません。

だからタイトルになんの意味があるのか全然わかってないのですが、改めてよく見てみると逃げることをポジティブに捉えている言葉でいいなあと感じていました。
そこでみなさんにお聞きしたいのですが、

 


「逃げる」と聞いてあなたはどんな印象を受けますか?

 

 

 

 

正直あんまりポジティブなイメージは浮かばなかった人が多いのではないでしょうか?(ポジティブなこと浮かんだ人なんでなのかめっちゃ興味あるので教えてください)


個人的な意見にはなりますが、この記事のタイトルの通り悪いことではないんじゃないかなあと思っています。100%ポジティブとは思えないですけど。

自分ができることとか、やらなきゃいけないことまでもう無理!とか言って投げ出してしまうのは本当の「逃げる」ことだと思うのでオススメはしないです。僕も何回かしましたが後悔と悲しさしか自分にも周りにも残らないので。

僕が逃げても問題ないと思うのは、客観的に見て自分に毒にも薬にもならない状況、行動から離れることです。

 

僕の体験談を例に出すと、
中学時代、僕は半不登校でした。
全く学校行ってないわけじゃないけど登校日の半分ぐらいしか行かないみたいな。


それはイジめられて(かなり軽い?ものではありましたが)いたし、呼吸器系の病気を患っていたりもしたので精神的にも身体的にも学校に行くのが辛かったからです。
学校に行かない時は宿題や、予習、復習する学生引きこもりの鏡のようなことや、近所の子どもの子守とか、放課後になって帰ってきた友達と一緒にゲームしたりなどしていました。
引きこもりではありましたが、人とのコミュニケーションはある程度とってましたね。

 

 

そんな生活が続いて、
ある時母から、
「休みたかったらなんぼでも休み。逃げてるなんて思わんでいいから」と言われました。当時は思春期まっさかりだったので感情はうまく出せなかったけど1人になって泣くほど感謝したことを覚えています。

 


学校に行かなかったら
意気地なしと思われる、
身体弱すぎやろって思われる、
なんで学校来てないのに遊んでんのって思われる、
自由に休めるとか甘えすぎって思われる

学校に行かずに誰かといる時もずっとずっと後ろめたい気持ちでいっぱいでした。他のみんなは普通に学校に行って勉強してるし、遊んでるのに僕は逃げてばっかりって。


何度も、
何度も、
何度も、

 

 

 

頭の中でもう1人の苦しそうな自分が繰り返し叫んでいました。

死のうとは思わなかったけれど、自分を嫌いになるには十分な環境でした。

 

そんな時に言われた母からの一言。
その一言を受けて僕はこの環境を考えてみることにしました。


この環境に立ち向かうことは可能か。
イジめてくる人たちを打破して、クラスに馴染むことはできるのかと。

 

 

 

 

 

 


無理じゃね?

 

 

クラスでの人気者を打ち負かすとかこれまで引きこもってたコミュ障には勝ち目ないし、仮に成功したとしてクラスに馴染めるわけないやん……
詰んだ……


と、客観的に状況を僕なりに分析した結果。このクラスのまま僕が楽しく学生生活を送ることは無理だと結論がでました。
立体起動も武器もなしに巨人に立ち向かうようなものです。すぐに捕食される。立ち向かうべきだというやつを囮にしてでも逃げるべきだとこの時決意しました。

そこから逃げに逃げて学年が変わると、恩師とも言える担任の先生に出会うことができたし、奇跡のような気のいいクラスメイトにも恵まれたのでそこから本当にほとんど毎日学校に行けるようになりました。

 


今、どうしても自分のいる環境から逃げ出したい方。

一度今のご自身の状態を客観的に見てみることをオススメします。
自分に何の非もなくて、傷つくだけで、リカバーのしようがないなら逃げましょう。逃げちゃえ。

後ろ指も刺されるし、自分のこと嫌いになるかもだし、後悔もするし、恥もかくけど覚悟して逃げよう。

それは多分自分にあったフィールドへ移動したり、離れたりするっていう意味での逃げだから。次のところで頑張って足をつけてやりましょう。


当時中学生だった僕もそうなのですが、自分の存在を認めてくれるコミュニティが家族、近所、学校ぐらいしか無いと信じていたので逃げることが人生の終わりレベルに感じれるんですよね。

でも、少しあれから大人になって思ったより自分っていう存在を認めてくれる人や場所ってあるなって。
逃げたくなったらそこに行くもよし、機会を伺って今の環境に戦いを挑むのもいいと思います。


言いたいことがありすぎてまとまりなくなってきましたが、辛くなったら
その場から立ち向かうだけでなく、「逃げる」=離れることを選択肢の1つに入れて欲しいなってことです。


きっと生きてれば「逃げ恥」みたいなドキドキするやつとか、もっと面白いものとか人に出会えるから。色んな世界を見てみてください。


ああ、逃げ恥楽しみ!

 

 


※上部にある写真は、逃げるは恥だが役に立つTwitterアカウント様が投稿された写真を使用させていただいております。